熱海温泉の魅力
癒されるのだろう
多くの人々から愛され続ける「熱海温泉」
心と体がととのう、名湯の魅力をご紹介します。

電車でふらっと、
とろける週末
東京から新幹線で約35分。
忙しい日常を抜け出して、
すぐに“贅沢な癒し”が手に入ります。

熱海温泉の嬉しい3つの効能をご紹介
保湿効果
塩分を含む泉質が皮膚を包み、
熱を閉じ込めて保温。
冷え性や神経痛の緩和に。
美肌効果
弱アルカリ性の泉質が
やさしく肌を整え、
湯上がりはしっとりと潤いに。
痩身効果
温泉成分が代謝を促すことで、
肌の引き締めやすっきりとした
印象が期待されます。
熱海温泉の実力について
総湧出量
16,564 ℓ/分
定期温泉実態調査
- 温泉総数 542井 平均温度 63.34℃
- 調査利用泉 257井 平均湧出量 62.83ℓ/分
- 平均掘削深度 485m 最高温度 98℃
泉質
- 塩化物泉 60.2%
- 単純泉 12.2%
- 硫酸塩泉 27.6%
地区別温度と湧出量
エリア | 平均温度 | 平均温度 |
---|---|---|
泉 | 42.3°C | 65.1ℓ/分 |
伊豆山 | 61.3°C | 574.ℓ/分 |
熱海市街地 | 66.6°C | 600.ℓ/分 |
上多賀 | 32.0°C | 793.ℓ/分 |
上多賀 | 51.9°C | 944.ℓ/分 |
網代 | 77.8°C | 2073.ℓ/分 |
液量
- 酸性(pH 2~3) 0.0℃
- 弱酸性(pH 3以上~6未満) 3.7℃
- 中性(pH 6以上~7.5未満) 15.0℃
- 弱アルカリ性(pH 7.5以上~8.5未満) 77.2℃
- アルカリ性(pH 8.5以上) 4.1℃
熱海の歴史 もっと知りたい熱海
1000年の歴史を誇り、
今も豊かな湯が湧き続ける熱海温泉。
肌あたりのやわらかい湯は、
“美人の湯”としても知られ、
古くから多くの人々を癒してきました。
「日本初」がたくさん!
豊かな自然環境と豊富な湧出量を誇り、日本の温泉文化において数々の「日本初」を築いてきた熱海温泉。
その歴史を紐解くことで、熱海がなぜ特別な温泉地であるのかが見えてきます。

熱海温泉の歴史
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日本初
日本初の
西洋式温泉分析報告書熱海温泉は、日本で初めて西洋式の温泉分析報告書が作成された地です。
この分析は、温泉の成分や効能を科学的に評価する先駆けとなり、他の温泉地の模範となりました。 -
日本初
温泉に関する取締規則の
制定「熱海温泉噴出地取締方」や「熱海温泉場営業人申合規則」など、温泉に関する初の取締規則が熱海で制定されました。これにより、温泉の管理と利用が制度化され、他の温泉地のモデルとなりました。
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日本初
日本初の温泉療養施設
「噏滊館(きゅうきかん)」
設立熱海には、日本で初めての温泉療養施設「噏滊館」が設立されました。ドイツの気圧吸入器を備え、医師が常駐するなど、当時としては最新の医療施設でした。
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日本初
温泉地初の御用邸建設
熱海には、温泉地として初めて御用邸が建設されました。これは、皇室が熱海の温泉を高く評価していた証であり、熱海の地位を一層高めることとなりました。
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日本初
温泉指数で
最高評価「5」を獲得自治省告示による温泉指数において、熱海温泉は最高評価の「5」を獲得しました。これは、全国の温泉地の中でも特に優れた泉質と湧出量を持つことを示しています。
どうしても今日熱海に行きたい! 熱海の湯を、日帰りでお気軽に
都心から約35分。思い立ったその日が、温泉日和。ふらりと訪れて、湯に癒されるひとときを。
熱海市内には、4つの温泉があり、
今も昔も、たくさんの人々に愛されています。
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熱海温泉 あたみおんせん
湯量が豊富で、お肌に良い弱アルカリ泉が多い。美肌効果に優れたメタけい酸含有率が高い温泉も多いのが特徴。
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伊豆山温泉 いずさんおんせん
古湯「走り湯」を中心に発展した歴史ある風光明媚な温泉場。含鉄泉や酸性泉など、珍しい泉質にも出会える。
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南熱海網代温泉 みなみあたみあじろおんせん
(多賀・網代地区)泉温が高くて濃い良質の温泉が多い地域。メタけい酸含有率が高い温泉が多いことも特徴のひとつ。
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伊豆湯河原温泉 いずゆがわらおんせん
(泉地区)万葉集にも詠われた落ち着いた旅館が建ち並ぶ。比較的単純泉が多く、気軽に楽しめるやさしい温泉が多い。