熱海温泉のご案内画像

INFORMATION

家康も愛した
歴史ある上質な温泉

熱海温泉の自慢は豊富な湯量
贅沢な源泉かけ流しの温泉を
堪能していただけます。

湯あたりがとれも柔らかく、
肌に優し弱アルカリ性なので
ご婦人に注目されている
美人の湯なのです。

豊富な湯量

塩化物温泉と硫酸塩温泉が約9割を占める熱海温泉は、1日の総湧出量約24,000トンの実力を誇ります。
塩分が皮膚を覆い保温効果にすぐれるので、神経痛をはじめ、冷え性などに適します。

豊富な湯量

痩身効果

痩身効果

慢性婦人病、慢性皮膚病に適応しており、最近では肌をひきしめ、痩身効果も期待できると言われているので、
ご婦人にも注目されている温泉地です。

肌に優しい弱アルカリ性

肌に優しい弱アルカリ性

市内の源泉のほとんどが肌に優しい弱アルカリ性のため、 湯のあたりはとてもやわらかく、美肌効果も実感できるはずです。
ちなみに最もアルカリ性が高いのはpH9.6という源泉で、
上多賀地区に湧出。成分総量が最も多い源泉は1リットル中、 約35gの温泉成分が含有されています。
これは家庭用浴槽に一般的な入浴剤(1袋30g)を約233袋入れたも のと同等という“濃さ”です。

熱海温泉の泉質

総湧出量 16,564 ℓ/分
定期温泉実態調査 温泉総数 542井 平均温度 63.34℃
調査利用泉 257井 平均湧出量 62.83ℓ/分
平均掘削深度 485m 最高温度 98℃
泉質 塩化物泉 60.2% 単純泉 12.2% 硫酸塩泉 27.6%
地区別温度と湧出量

エリア 平均温度 平均湧出量

42.3°C 65.1ℓ/分

伊豆山 61.3°C 574.ℓ/分

熱海市街地 66.6°C 600.ℓ/分

上多賀 32.0°C 793.ℓ/分

上多賀 51.9°C 944.ℓ/分

網代 77.8°C 2073.ℓ/分

液量 酸性(pH 2~3) 0.0℃
弱酸性(pH 3以上~6未満) 3.7℃
中性(pH 6以上~7.5未満) 15.0℃
弱アルカリ性(pH 7.5以上~8.5未満) 77.2℃
アルカリ性(pH 8.5以上) 4.1℃

家康の愛した熱海温泉

熱海温泉の起源

熱海温泉の起源は、今からおよそ1250年前の天平宝字(755~765年)頃、箱根権現の万巻上人が、海中に湧く熱湯によって魚類が焼け死に、甚大な被害を被っていた漁民たちを助けようと志し、祈願によって泉脈を海中から山里へ移したことと伝承されています。
このことは山東庵京山の書いた「熱海温泉由来」(1830年)にも記述があります。

熱海温泉を愛した著名人で、最も熱海の発展に寄与した一人が徳川幕府初代将軍・徳川家康公です。
慶長9(1604年)年3月、家康公は義直、頼宣の2人の子供を連れて、7日間熱海に逗留(東照公記等)し、同年9月、京都で病気療養中の吉川広家(周防・現在の山口県)の見舞いとして熱海のお湯を運ばせました。
当時、すでに全国レベルの名湯と知られ、より京都に近い「有馬の湯」ではなく、「熱海の湯」を運ばせたところに、家康公がいかに熱海温泉を気に入ったかが窺い知れます。

御汲湯としての歴史

その後、湯樽は船で運ばれるようになり、8代将軍吉宗公の時が最も盛んで、享保11年から19年までには3640樽送ったと伝えられています。
また、家康公が熱海を幕府の直轄領としたことで土地の治安・風紀が守られ、各地の大名、明治以降も時の要人、軍人、文化人などが頻繁に熱海に訪れ、しばしば歴史的会談なども行われるようになりました。
その伝統は平成13年の日韓首脳会議開催などに受け継がれています。

この元祖“温泉宅配便”は後に「御汲湯(おくみゆ)」として歴代徳川将軍に継承され、4代将軍家綱公の時(1667年)、大湯の温泉を真新しい檜の湯樽に汲み、それを頑強な男数人に担がせ江戸城まで運ばせるようになりました。
ちなみに同じく「御汲湯」の歴史がある群馬県・草津温泉は8代将軍吉宗になってからです。

現在でも約90℃と非常に高温の大湯ですが、江戸城に着く頃、湯樽の温泉はちょうどいい湯加減を保っていたそうですから、担ぎ手の健脚ぶりは驚きです。
記録では昼夜兼行で15時間、その風景から「熱海よいとこ日の丸たてて 御本丸へとお湯が行く」という唄が生まれました。

御汲湯としての歴史

湯前神社

湯前神社 ゆぜんじんじゃ

熱海温泉の守り神として少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。天平謄宝元年(794年)、少彦名命が小童に神託し、当地の温泉の効能を示したと言われ、里人が祠(ほこら)を建て、これを祀ったのが神社の始まりです。

熱海で始まった近代温泉地の歴史

“熱海が一番” ものがたり

熱海は自然環境に恵まれ、源泉数や湧出量も日本屈指、
日本の歴史を動かし健康に関心の高かった徳川家康に選ばれた温泉としても知られ、
「日本で最初」、「日本で一番」がいろいろあります。

温泉分析

明治7年(1874年)

明治8年には草津、伊香保、四万温泉で分析が報告されています。
温泉に関する取締規制の制定

明治16年6月

※県としても静岡県が初めてです。
温泉療養センター(噏滊舘)設立

明治18年

わが国で初めての温泉療養センターで、明治政府の重鎮、「岩倉具視」が病気療養の為に後藤新平、井上馨、長与専斎らが決定し、大湯の隣に建設されました。ドイツの気圧吸入器が設置され、当時としては最新式の医療施設でした。
熱海御用邸の建設

明治21年

わが国で初めての温泉療養センターで、明治政府の重鎮、「岩倉具視」が病気療養の為に後藤新平、井上馨、長与専斎らが決定し、大湯の隣に建設されました。ドイツの気圧吸入器が設置され、当時としては最新式の医療施設でした。
源泉に関する権利 昭和38年の自治省告示による温泉指数は評価が5点満点。
温泉指数は全国の温泉地のうち代表6ヶ所を定め、それ以外は各都道府県知事が6ヶ所を参考に定めることとされていました。伊東と別府は3、越後湯沢は1とあり、草津は6ヶ所に含まれなかったが1.5の評価。熱海は5なので、日本一のお墨付きをいただいたことになります。

  • 熱海温泉

    熱海温泉 あたみおんせん

    湯量が豊富で、お肌に良い弱アルカリ泉が多い。美肌効果に優れたメタけい酸含有率が高い温泉も多いのが特徴。

  • 伊豆湯河原温泉

    伊豆湯河原温泉 いずゆがわらおんせん

    (泉地区)
    万葉集にも詠われた落ち着いた旅館が建ち並ぶ。比較的単純泉が多く、気軽に楽しめるやさしい温泉が多い。

    伊豆湯河原温泉旅館協同組合・観光協会
    公式サイトへ

  • 伊豆山温泉

    伊豆山温泉 いずさんおんせん

    古湯「走り湯」を中心に発展した歴史ある風光明媚な温泉場。含鉄泉や酸性泉など、珍しい泉質にも出会える。

    伊豆山温泉旅館組合 公式サイトへ

  • 南熱海網代温泉

    南熱海網代温泉 みなみあたみあじろおんせん

    (多賀・網代地区)
    泉温が高くて濃い良質の温泉が多い地域。メタけい酸含有率が高い温泉が多いことも特徴のひとつ。

    南熱海網代温泉旅館組合 公式サイトへ

こちらの大招布(おおまねぎ)は、
熱海立ち寄り温泉の統一サインです。

この大招布が掲示されている施設では、立ち寄り温泉がご利用できます。
徳川家康公をはじめ、多くの著名人に愛された熱海の良質温泉を満喫して下さい。

※料金・時間等は直接施設へお尋ね下さい。
※関連パンフレットは市内観光案内所にて入手できます。

大招布(おおまねぎ)

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